お盆です。

月遅れのお墓参りに行ってきました。東京のお盆は７月なので、供えられたお花も数少ないアツ~イ１日でした。せっせとお掃除して、ほてったお石にきれいなお水をかけてあげました。自分も涼しくなりました。

年をとると死に近づくからでしょうか、何の宗派でもないけれど大切に思うものなのですね。日本の歳時記にも季節だけでなく、神々との間の様々な行事が行われてきました。それも最近見よう見まねでやってみます。季節と連動しているものが多いので楽しめますね。昔の人はものはなくても豊かでした。（正確にいうと、ものはないわけではなく、ものの使いこなし方や価値観が豊かだったでしょうか）

最近はフルーツを買うことが多くなりました。若い頃は高いからジュースでいいじゃん結果おなじだもんなどと言っておりましたが、季節のものをいただくということはとても豊かなことだと最近は感じます。

先日、「科学と宗教からの生命と死について」という番組を見ておりましたら、色々と為になることありましたね。私のテーマのようなものです。
人間のＤＮＡは螺旋状をしており、螺旋と言えば五芒星の内側にさらに五芒星が描け、さらに五芒星が描けるとどんどん小さくというか向こうへ進んでゆきます。曼荼羅ですね。瞑想に曼荼羅が使われる理由のひとつです。そして宇宙構造の８の字は永遠、輪廻、めぐりめぐってまたここへ・・・。オーラソーマの中でもとても大切なボトル８番、バランスと名づけられたボトルの名前そのもののボトルです。天の意思から生まれた私の意思が、再び天の意思と出会うとき、それが神思うときなのかもしれません。結局お盆に我思うことに相成りました。


そういえば、宇宙エネルギーの原理である螺旋構造ですが、私はぐるぐるしているものが大好きで、インテリアのお仕事をしているときも、アイアンの家具やぐるぐるデザインに夢中でした。いわゆる唐草模様が大好きでイスラムの文様も、スペインのデザインもそういった文化的背景があるのでしょうが、なぜか心惹かれます。ようするにぜんまいも好きです・・・。

でも自分がぐるぐるするものは、大の苦手です。
苦手　ＮＯ.１　　コーヒーカップ　（遊園地のやつです。必ず気持ち悪くなります）
苦手　ＮＯ.２　　先日レオンと遊んでいるときにおもちゃをもってぐるぐる回っていて、目が回りよろけて足の指を骨折しました。（自分が悪いの・・・レオンのせいじゃないよ・・）　トルコの宗教儀式のぐるぐる踊りは信じられません。修行が必要です。
苦手ＮＯ，３　　いろは坂、と西伊豆から先端方向へ向かう海岸線のぐるぐる道。怖くて目がまわります。

とにかくぐるぐる大好きな私ですが、自分がぐるぐるするものは苦手です。
お盆でした。

夏は楽しまないと

なんか今年は変ですね。いつもより涼しいのはうれしいけれど、お野菜がメインの私には野菜の高騰は困ります。
１年中毛皮を来ているルカとレオンは可哀相だけど、冬生まれの私には夏が堪えます。
でもこの子達はクーラーの部屋より風が入ってくる窓辺を好みます。そして一日中、気持ちよさそうに寝ております。

私は以前ネコになりたかった。何も考えずにいいなあと思っていましたが、家飼いネコが２匹になると、ご飯を比べたり、互いにへそ曲げたり、すねてみたり、ケンカしたりと結構大変です。ネコの世界も楽じゃなさそうです。

それならいっそのこと、誰も面倒見てくれなくても、可愛がってくれなくても、自力でエサをゲットする能力さえあれば、町の野良猫が一番いいかもしれないなー。なんて・・・。これって自分の本心かしら・・・。他者（ネコ）から学ぶ、自分の生き方でした。











話は変わって、苦手な夏の過ごし方を考えてみたら、行き着いたのは、季節を楽しむことでした。まずは風鈴を出して、あれなんて言うんですかね、短冊？が紛失してしまったので、画用紙に夏らしい絵手紙のようなものを描いて下げてみました。
そしてとうもろこしとスイカを買ってきて、ついでに妹の家でできた茶豆もゆでて準備完了です。すこーし涼しくなりかけてきた夕方に、これらを並べてビールといってみました。まだ明るい夏の夕暮れに、風鈴がチリンとなっていました。
ネコでなくて良かった。
明日は、習い事のお師匠さんに、暑中見舞いを筆にて書こうと思います。
だけど、暑いの早く終わってくださいね。神様お願いでございます。

魔法の言葉？

イライラした時どうしてます？最近ちょっといいことを思いつきました。ある日、外出から帰ると、イライラしておりました。なんであの人はああいう言い方をするのだろう。なんであの時あんな態度をしてしまったんだろう。なんであんなに感じ悪いんだろう・・・あ～混んでて暑くって、もー嫌！なんで・・なんで・・・。続きます。
よけいに辛く苦しくやんなっちゃいます。ルカやレオンにも当たってしまいそうで非難させます。

あーっもう！と寝転んでいたら、これって私が考えていることで、相手やその対象はぜんぜんそんなこと感じても考えてもいないんじゃ・・ない！？
そーだよね、これって私の頭や心だけが感じていること、考えていることじゃないの。まだ何も誰にも言っていない。爆発していない。ヨカッタ。
そこでひとこと・・・「私の考えなんてどーでもいい。」・・・「私の考えなんてどーでもいい。」と、何回か口に出してみました。するとスーッと。おかしなもんです。気にならなくなりました。
だって私が作り出した、私の中でだけで起きていることなんて、なーんだ、じゃ消しちゃえばいんだ。（言ってしまった人、やってしまった人は、素直に声に出して、「ごめんなさい」を２回となえましょう。なんて・・・。）

だから、最近もやもやするときは、私が作り出した要らないものは、「私の考えなんてどーでもいい！」とつぶやくことにしています。やってみてください。きく人ときかない人といると思いますけれど。
ついでに私はこんなとき、オレンジポマンダーを一緒に使います。私には効きます。



そうでした、温泉へ裕気取りにいって来ました。立ち寄ったお寺でお庭をぼんやり一人見ていたら、なんとそこへ小鹿が現れました。
「かわいー」とカメラを構えていたら、目が合ってしまいました。思わず手をふったら、しばらくじーっとこちらを見て行ってしまいました。千葉のこんな人も車も多いところに・・・と小さなラッキーでした。

結婚したいのなら

最近婚活ブームとやらで、結婚したいのに出来ない男女が話題になっていました。結婚したくないわけではないが出会いがない、合う人がいないなどという理由が多いらしいです。
あるニュース番組の中で、アラサーやアラフォーといった人々にインタビューしていたら、男女共に求めるものは安心感だという。女性の安心感は多分に経済的、社会的であり、男性は健康不安や寂しさというところでしょうか。

インタビュアーは個人的感想ながらと前置きして、「表向きは出会いを求めているけれど、多くはまず相手に条件をつけている。結婚にはその前に愛が必要なのでは」と言っていました。愛が先にあれば、条件はその後についてくるものだと。
そう愛が先にあれば許せることも、条件が先に来ると許せない、なかなか相手にめぐり合えない人が多くなるのは道理ですね。愛さえあればの時代ではなく、条件さえ合えばの時代は、遠い昔のお見合い結婚と同じです。

結局出会いを求めてまずは条件チェックなどという方法は、なかなか結婚に結びつく可能性は少ないですね。経験上・・・。よっぽど割り切って考えられれば別だけれど・・・。
愛のない相手に結婚という２文字がつけば、点数が辛くなっても仕方がないのです。

例えば経済力はないけれど、夢と希望に燃えて、自分に時間を費やすナルシスト、だけど癒し系のイケメンの草食系男子と、外見はさえない上に、センスは最低、ヒールを履くこともあきらめなければならないけれど、何がしかの特殊技能の持ち主で、経済力はある肉食系男子と婚活会場で同時に出会ったら・・などと考えるだけで混乱してしまう。
結局、帯に短し襷に長しで、「良かったんだけどねー、ちょっとねー」などといって出会いを逃すことになるのですね。

相手に求めているものは、条件であり愛ではない。これはなかなか出会うのは難しいですね。なぜならば、条件が合えばと言いながら、本当は愛を求めている人、多いのではないですか？条件も良くて愛が芽生えそうなタイプは、数少ないですね。残りの中には・・・。
ちょうどいい丈のものはすでに売れているわけです。

それでもなんとか残りわずかの中から見つけるとしたら、長いか短いかなんて言っているときではない！！？。

そこで条件を出来うる限りカットして、一番捨てられない条件のみに絞り込むところは、無謀な家探しと似ている気がします。駅近で、１LDK、オートロックで上層階、日当たり風通し良く、風呂トイレ別、青山の新築７万円物件を探している。（官僚用物件ならありえそうだけれど・・・）

こんな無謀な婚活に、お金とエネルギーを裂いているのなら、同じような棘の道を歩いてきた者としてアドバイスできるかもしれないと思うのです。

結婚したいのなら、まずは自分自身を見直すこと。「自分は本当に結婚したいのだろうか、本当は自由を求めているのではないか。」・・・と。
本当に結婚したいのなら、自分の半分を明け渡す覚悟をすることです。できますでしょうか？あれも捨てられない、これも好きでは一生結婚は難しい。

それが難しい人は、自由を選んで孤独に耐える術を身につける努力をした方がいいかもしれない。ちょっと寂しいけれど、今は満足。でも今後を考えると・・・と思っている人は、本当は結婚などしたくないのかもしれません。それに気づけば今婚活にお金とエネルギーを使うより、来るべき４０代、５０代を生き抜くために、自分磨きに励んだ方がベターですね。
でももうひとつ付け加えると、５０代に突入すると誰でもいいからそばにいて欲しいなんて思うのかもしれません・・・。

占星学的には、土星の働きが太陽や月とシビアな関係にある人は、人生の後半にその結果を受け取ることになることが多いので、この頃に若いときに訪れなかった様々な人生の変化を受け取る可能性がありますね。結婚も遅い方がいいかもしれません。色々わかってきた時がそのときなのですね。
 

次回はマゼンタの重すぎる愛・・・。

母の日と向こうの世界

昨日は母の日でした。いなくなっても白とピンクのカーネーションを買ってきました。生きているときは困らせてばかり。何もしてあげられなかったのに。ありがとう。


今日はかな習字のお稽古の日。教室へ着いたら今までいた方たちがいなくて、新しい方がお一人増えて・・・。聞くと３名の古参の方は、別の曜日の上級クラスへ移られたとのこと。
このクラスは皆さん年配の方ばかりで、ちょっと甘えられて楽しかったんですけれどねえ。少し寂しいなーと思っていたらふと母のことを思い出しました。亡くなって早５年。最初のうちは思い出しては悲しくなって、その当時も、世界が変わっただけで、別のところでちゃんと生きていると理解しようと一生懸命でした。そう、こちらの世界とあちらの世界は行ったりきたりできるし、同時進行で次元が違うだけなのだと。
話がいきなり飛びましたが、要するにこの初級クラスで先週までご一緒だったかたも、お会いすることはほとんどないけれど、他の曜日のほかの時間で上級クラスでやっていらっしゃるんだなと思ったら、母もこちらの世界は卒業して、上のクラスにいって同じように生きているんだと分かった気がしたのです。いつも会うことはなくなったけれど・・・。そうそう以前先に上級クラスへ行かれた方が、今日お一人こちらのクラスに見えていました。互いに懐かしくてまた一緒にお稽古できて楽しく過ごしました。こんな例えして申し訳ないけれど、向こうの世界へ行かれた方も、何かの用事があればこちらへ来るのですね。こちらからあちらへ行くことはなかなか難しいけれど。いつかは初級クラスを卒業して追いつくからね。おかあさん。





お墓参りのつつじ
この季節はマゼンタの花が沢山ですね。