母の日と向こうの世界

昨日は母の日でした。いなくなっても白とピンクのカーネーションを買ってきました。生きているときは困らせてばかり。何もしてあげられなかったのに。ありがとう。


今日はかな習字のお稽古の日。教室へ着いたら今までいた方たちがいなくて、新しい方がお一人増えて・・・。聞くと３名の古参の方は、別の曜日の上級クラスへ移られたとのこと。
このクラスは皆さん年配の方ばかりで、ちょっと甘えられて楽しかったんですけれどねえ。少し寂しいなーと思っていたらふと母のことを思い出しました。亡くなって早５年。最初のうちは思い出しては悲しくなって、その当時も、世界が変わっただけで、別のところでちゃんと生きていると理解しようと一生懸命でした。そう、こちらの世界とあちらの世界は行ったりきたりできるし、同時進行で次元が違うだけなのだと。
話がいきなり飛びましたが、要するにこの初級クラスで先週までご一緒だったかたも、お会いすることはほとんどないけれど、他の曜日のほかの時間で上級クラスでやっていらっしゃるんだなと思ったら、母もこちらの世界は卒業して、上のクラスにいって同じように生きているんだと分かった気がしたのです。いつも会うことはなくなったけれど・・・。そうそう以前先に上級クラスへ行かれた方が、今日お一人こちらのクラスに見えていました。互いに懐かしくてまた一緒にお稽古できて楽しく過ごしました。こんな例えして申し訳ないけれど、向こうの世界へ行かれた方も、何かの用事があればこちらへ来るのですね。こちらからあちらへ行くことはなかなか難しいけれど。いつかは初級クラスを卒業して追いつくからね。おかあさん。





お墓参りのつつじ
この季節はマゼンタの花が沢山ですね。