magentaの知恵
上にあるものは下へ与え、下にあるものは上に与える
見えない世界は、見えている世界に溶け込んでいる。
だから闇雲に見えない世界を追い求めることなく、
目の前のものの中に溶け込んでいるものを見ていくことだ。
http://www.impress-color.com
今日、8年ぶりに花が咲きました。
先日の少し暑くなった頃に蕾を発見し、びっくりしました。
これはImpressを開業したときに、生徒さんからお祝いに頂いた鉢植えの花です。以前の公園に面した小さなスペースからスタートし、途中で枯れて葉もなくなってしまい、もうダメかなと思いましたが、捨てられずに名前をつけて大事に、少し離れた現在のスペースにつれてきました。「みどり」と言います。
こんなこともあるのですね。
人間も、一度は枯れてもあきらめてはいけないのですね。
私ももう・・・歳になりましたが、そろそろお手入れをしなければ持ちこたえられなくなりました。けれど時間を経ても美しく咲くときもあるのだと、な~んだか勇気付けられました。今年はいいことあるかも・・・。
最近ネイルなどしてみました。ネイルってなんか自己受容のピンクやマゼンタな感じですね。指に余計なものがついていると、なんとなく手に力が入ってしまって、指のしぐさがぎこちなくなる分、ちょっと女らしくなるというか・・・・。でも慣れないので、キーボードはたしかに打ちにくいです。でもそんなこと言っていたらいけません。手の動きの美しさは女性をとてもきれいにみせてくれると思います。もっと年をとってシワだらけの手になっても、ピンクのネイルなんて、素敵じゃないですか・・・。
写真が、返り咲いた「みどり」です。手前はハゲ親父ではなく、ヒマラヤンのルカの耳です。みどりを狙っています。
香道のお稽古に行ってきました。奥の深い日本人の心の文化は、本当に大切にしなければと思います。始めはただ単にストレス解消に、香りと雰囲気を楽しみたいと思っていたのですが、いつの間にか入り込んでしまいました。しかし今は年齢と共に、また日本人として日本の素晴らしいカルチャーを堪能したいという思いにかられています。最近は着物にもはまり、今度は生徒の皆さんと着物を着てのお出かけの企画などをしたいと考えています。(下町七福神めぐり、遅れてしまってすみません。もう初夏になってしまいますね。今度はゆかたツアーを企画しますね)
香道の話に戻りますが、この世界はマニュアル化されたテキストはありません。師が準備のできた弟子に口伝で教えていく世界です。だから何年もかかります。叱られて、注意されて段々覚えていきながら自分自身を磨く、要は修行の一環?とも言える感じです。注意を教えてもらっていると捉えられると、人間沢山の知恵を譲り受けることができるのですね。親や先輩、上位の人から注意されたことに反発したり、知ったかぶりをしていると、若いうちに得ることのできるものをたくさん逃して年をとってしまうことになるのです。反省です。
また昔から、師から伝えられた伝統的な技術や文化は沢山ありますが、最近では全部教えてくれるものという感が強いのは、このマニュアル化された時代には仕方がないことなのでしょうか。
教えられたことを自分のものにする為には、自分というフィルターを通して経験してみることが、本当に自分のものになったということです。知っているだけでは、それを本当に理解したとは言えないのです。色の世界も出来るだけ、自分の世界の中で感じようとし、再考しようとすることが理解への近道です。そういえばあの人って~色ぽいよね。とか、今日は何故、あの色のお洋服着てるんだろうなんて・・・。お友達ならなおさら、ちょっと聞いてみるのもいいですね。今日はどんな気分?お勉強になります。
さて、新しい会社や環境が始まって、1ヶ月が経ちました。今、仕事や集団の中で、もやもやしている方にがいたらちょっと耳?いや目をお貸し下さい。私は経験上、組織の中で部下を持つということは、教え育成することの責任も一緒に負うと考えています。最近他人の子供を叱らない社会にも言えますが、そこに教え育てるとういう責任がなければ誰も言いたくないことは言わずにすましてしまうでしょう。若いうちに沢山のことを教えられた人は幸運です。誰からも言われないとのんびりしていると、年をとってから苦労することになります。育ってしまった自分を変えることは、なかなか難しいのです。な~んか説教ぽいけれど、これさえも言ってくれる人がいない時にでも参考にしてくれたらうれしいです。
結果重視、欧米型ビジネス街道まっしぐらに生きてきて、日本人の心である素晴らしい「儀や礼」という世界を、いまさらながら学んでいるぴよぴよの1年生でした。
昨年末、サロンの模様替えをしました。重いものを動かすので、メージャーを使って計り、頭で一生懸命シュミーレーションして、「ふーっ終わったー」と思い全体を見渡すと、どうもしっくりいきません。動かす前にさんざん頭の中でイメージして全部整えてからの感想・・・。いまさら動かすのは、どう考えてもやりたくないのだけれど、1日中眺めていてもやはり納得できずにまた最初からやり直しました。そしてベストな状態(今この時に・・)になって初めて気持ちが落ち着くといったへとへとの年末でした。
試行錯誤」・・・・。「頭でいくらシュミレーションしても、思い通りにはいかないことは多い」 建築設計など物作りはこうであってはいけないけれど、人生にはありがち。というか人生は試行錯誤の連続!良い言い方をすれば、やってみなけりゃわからない。人生ってそういうものなのかもしれません。間違いを犯すことなく生きようとする人生は、直行列車に乗って変化も危険もなく終点まで連れて行ってくれる人生のようなもの。でも失敗も含めて、経験することによって学びながら人生の終わりに近づいたとき、甘くも苦くもあった人生のたくさんの思い出とともに魂を成長させてきたことをよしとするのはどうでしょうか。人それぞれでしょうけれど、私は後者を選択したと思いたい。過ぎたことや起きたことを後悔するより糧とする方が、いかに前向きでポジティブな生き方だろうと。年頭にあたりそう思いました。ようは、人は思い様によっていかなる失敗も糧にできるということですね。
でも最近特に思うことでイマジネーションは大切だなと。私はいままでもこれでたくさんのものを現実にしてきたと思い、ありがたく思っています。だからこれからも自分の得たいもの、思い描く人生のイメージをなるべく明確にしていきたいと思っています。試行錯誤は承知の上で。
皆さんの人生にもたくさんの幸せが降り注ぎますように。
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