外見が如何ようでも・・・
それが小さな子供のこともあり、
口の利けない動物だったりもするのです
香道のお稽古に行ってきました。奥の深い日本人の心の文化は、本当に大切にしなければと思います。始めはただ単にストレス解消に、香りと雰囲気を楽しみたいと思っていたのですが、いつの間にか入り込んでしまいました。しかし今は年齢と共に、また日本人として日本の素晴らしいカルチャーを堪能したいという思いにかられています。最近は着物にもはまり、今度は生徒の皆さんと着物を着てのお出かけの企画などをしたいと考えています。(下町七福神めぐり、遅れてしまってすみません。もう初夏になってしまいますね。今度はゆかたツアーを企画しますね)
香道の話に戻りますが、この世界はマニュアル化されたテキストはありません。師が準備のできた弟子に口伝で教えていく世界です。だから何年もかかります。叱られて、注意されて段々覚えていきながら自分自身を磨く、要は修行の一環?とも言える感じです。注意を教えてもらっていると捉えられると、人間沢山の知恵を譲り受けることができるのですね。親や先輩、上位の人から注意されたことに反発したり、知ったかぶりをしていると、若いうちに得ることのできるものをたくさん逃して年をとってしまうことになるのです。反省です。
また昔から、師から伝えられた伝統的な技術や文化は沢山ありますが、最近では全部教えてくれるものという感が強いのは、このマニュアル化された時代には仕方がないことなのでしょうか。
教えられたことを自分のものにする為には、自分というフィルターを通して経験してみることが、本当に自分のものになったということです。知っているだけでは、それを本当に理解したとは言えないのです。色の世界も出来るだけ、自分の世界の中で感じようとし、再考しようとすることが理解への近道です。そういえばあの人って~色ぽいよね。とか、今日は何故、あの色のお洋服着てるんだろうなんて・・・。お友達ならなおさら、ちょっと聞いてみるのもいいですね。今日はどんな気分?お勉強になります。
さて、新しい会社や環境が始まって、1ヶ月が経ちました。今、仕事や集団の中で、もやもやしている方にがいたらちょっと耳?いや目をお貸し下さい。私は経験上、組織の中で部下を持つということは、教え育成することの責任も一緒に負うと考えています。最近他人の子供を叱らない社会にも言えますが、そこに教え育てるとういう責任がなければ誰も言いたくないことは言わずにすましてしまうでしょう。若いうちに沢山のことを教えられた人は幸運です。誰からも言われないとのんびりしていると、年をとってから苦労することになります。育ってしまった自分を変えることは、なかなか難しいのです。な~んか説教ぽいけれど、これさえも言ってくれる人がいない時にでも参考にしてくれたらうれしいです。
結果重視、欧米型ビジネス街道まっしぐらに生きてきて、日本人の心である素晴らしい「儀や礼」という世界を、いまさらながら学んでいるぴよぴよの1年生でした。
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